のだめカンタービレin ヨーロッパ

年末年始の楽しみはこれだけと言っても過言ではないほど期待しちゃってた、のだめヨーロッパ編。さすがに毎晩11時過ぎまで見るというわけにはゆかず、翌日日中に録画したものを見ましたが。もぅ、良かったですね〜♪♪♪

原作は既に読んでしまってました。ヨーロッパにおいてものだめワールド全開でおもしろかったんですが、当然ながらマンガは白黒だし、音はありません。そこのところをヨーロッパロケと本物オケやピアノの演奏ではっきり提示してくれて、とってもわかりやすかった、というのが素直な印象です。4日の宣伝番組も見たのですが、由緒正しい立派なところでロケされたそうで、クラシック本場の風景が綺麗という前に、何だか圧倒されます。

もちろん、海外ということで外国人がたくさん出てきたのも良かったし、言葉は?という問題も、コメディーなドラマらしくうまくまとめてくれたからすんなり入りこめてしまいました。フランクとターニャが最初に出て来た時に、かなりの間フランス語をベラベラしゃべってくれていたことが(もちろんその間は字幕)、本物らしさ&がんばってるんですっていうポイントをきちんと出していて、導入としては最高だった気がします。

今回新しく出てた役者さんも、いちいち「あっ!」と思う人ばかり。目を引いたのはアリキリ石井さんによる片平さんでしょうね〜。指揮者の演技は相当大変だったらしいですし、見る人が見れば「あそこはおかしい、あんなのありえない!」って思うポイントはいくらでもあるかもしれませんが。でも、そこを本物の指揮者がやるんじゃなくってキャリアも魅力もある役者さんがやって、その人がかもし出す雰囲気とか表情とか、もちろん演技も含めてで、それ全体で「うわっ」って(いちいち)感動できるのこそ、演じてできあがるフィクションならではなのではの良さ思うわけです。

つまり、玉木さんもめちゃくちゃかっこ良かったし、のだめちゃんの一生懸命さも不気味さもお見事!と言う他ありません、ということなんですが…(^_^;)

出演されてた役者さんのことを書きだすときりないのですが、特撮系応援者(?)としては、ファゴットのロランくんの三浦涼介さん(ヒーローやってたのは見てないんだけど、「美味学院」は実は見てました)とか、R☆Sオケホルンの波岡一喜さん(電王のゲストにおりました)とかしっかりチェックしてました。R☆Sオケといえば、裏軒で同窓会してる時に、桜ちゃんがいなかったのが残念でしたね、本当に。のだめではかなり重要な役だったのに、サエコさんが妊娠中で出演は無理だったのでしょうか…。

ストーリーは、5時間にあれだけの内容つめこみ、原作からはだいぶ省略したり順番を入れ替えたりしたとはいえ、前半が千秋のコンクール挑戦、後半がのだめのリサイタルへの道と、うまくまとまってた気がします。もちろん、原作にあったいろんなエピソード&キャラを映像で見たかったというのはありますが。のだめ&黒木くんの馬とか。

コンクールの2次審査の時の間違い探しは、個人的に非常におもしろかったです。唯一、自分が演奏したことのある、ドボルザークの「新世界」でしたから。一緒になって必死に演奏を聞くわけですが、間違いがわかったのが自分がやってたTpのパートのみ(しかも、時には千秋orジャンに遅れること1秒くらい)で、他のパートの間違いは言われてみないとわからない…。指揮者ってすごいですね、本当に。

・・・、ちょこっと感想でも書き残しておこうと思ったら、いつものとおりだらだら書いてこんなになってしまいました。とにかく、新春早々しっかり楽しませていただき、まだまだ楽しませていただこうかな、ということです。

いやぁ〜、音楽っていいですね。何かやりたいなぁ〜〜。(結局そこだけど)