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皆既月食観望会

天文 子ども

とあるところから「観望会をやるみたいだよ」ってメールをもらったのが午後4時過ぎくらいのこと。なんか晴れ間も見えてるし、自宅で見てもやれることは限られてるし・・・。これは行くしかない!と思って、早めに晩ご飯にして子供二人連れて、観望会に参加してきました。

場所はとある学校の運動場。主催してくださった方々が天体望遠鏡や双眼鏡を何台も並べてくださっていて、お客さんもけっこうな人数が集っていました。もう皆既になっている月がのぼってきてはいるはずなんですが、高度が低いし雲はあるしもちろんまだまだ空は明るいしで、なかなかその姿をおがむことができません。

けれども、雲の切れ間から一番星の木星をはじめ、その下にある赤い星アンタレス(さそり座)、それから、ベガ(こと座)、アルタイル(わし座)、デネブ(はくちょう座)の夏の大三角形も見えています。子供たちに教えたり(電王ネタは私達3人しかわからなかったようです…)、木星に向いている望遠鏡をのぞかせてもらって丸い木星と衛星を見たりしながら、月が見えてくるのを待ちました。

そうこうしてるうちに、「あれが月なんじゃない?」という声がどこからか。なんか茶色でぼんやりした丸いものが東の空の低いところから見えてきました。確かに皆既中の月の色ではあるのですが…、雲のせいで暗く見えるのかどうかよくわからない感じだし、見た目もパッとしないので、子供たちの反応もいまひとつでした。しばらくして少し高くのぼってきたあたりで、いつもの自分のデジカメを三脚に乗せさせていただいて撮ったのが、こちらです。「見えた」っていう証拠写真ということで…。とりあえずひと安心です。

しかし、うちの子供たちはチビすぎまして、容赦なく望遠鏡をさわる、そして、天体が導入されていたはずなのにずれるを繰り返し…。まだまだ、望遠鏡は天体を見るためのものではなく、彼らにとっては謎のメカかおもちゃかシーソーか(笑) そして、ケースに入っているアイピースをいじくりはじめたり。

それだけではありません! 夜の天体観望会は初体験に近いのでしょうか? 接眼部に顔が届かないのでだっこして見せなくてはなないし、下の子は片目をつぶるのもできないから片目もかくしてあげたりなんかしたりして。けっこう疲れました。とともに、以前、某天文台で観望会をやってた時に、子供のお客さんにこうしてあげたりしたなぁ〜なんてことをふと思い出して一人勝手になつかしんだりもしてましたが。

そんなこんなで、8時頃に一旦全天が曇って何も見えなくなったので、そこで私達は帰宅いたしました。お風呂に入って寝る支度して、就寝前にふと外を見ると、雲をつきぬけるように輝く明るい月が。もう月食は終わったのでした。子供たちに「これが満月の本当の明るさ、さっきのは月食中で影に隠れていたのであんな色だった」というのを示してあげることも、なんとかできたようです。

というわけで、今回の皆既月食、一応こうして見ることができました。そう、観望会ですが、参加者として行くのもいいけど、仕切ったりしゃべったりしたくなりますねぇ〜、つい。