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龍の子太郎

龍の子太郎 (松谷みよ子全集)」 を読み終えました。

結局、延長して4週間も借りてしまいましたが、なんとかかんとか、まだまだ文字もろくに読めない幼稚園児に、子供向けではありますが長めのお話を聞かせてあげられたかな?という感じです。途中、忙しかったり寝る前に時間が取れなかったりして、読んであげられない日が何日も続いてしまったりしたこともあったのですが、それでも、(私の)続きが読みたい!という執念(?)で最後までたどりつくことができました。

前にも書いたとおり、上の子はよそ見をしながらで興味ないんじゃないか?って思えるような態度だったのですが、後から聞けばストーリーも人物もちゃんと覚えているしで、お話の聞き方としては、まだまだ小さいしそんなんでもありなのかもしれません。

一方、読んでる私の方がダメダメでしたね。多分、普通に一人で読むように声に出さないでいるとなんてことないんでしょうけど、口にして、それぞれのセリフにして読んでしまうと・・・、もー、泣けてしまって。赤ちゃんの太郎を育てるために眼を差し出すシーンとか、最後の再会のところとか。涙声でどうしょうもありません。こんなんで読み聞かせとしていいんだろうか?とか思うのですが、どうなんでしょうか。

さて、ひととおりちゃんと読んでみて、改めて、なんか民話総出演の一大ストーリーに驚きました。だって、赤ん坊が川から流れてきたり、鬼と戦ったり、わけのわからない強欲ばあさんが出てきたりなどなど。どっかで聞いたような話に似てるところもちらほら。そこが良いのかもしれませんが。昔、映画になったことがあったそうですが、映像で見たくなってしまいました。

ただ、最後、みんなで力を合わせて山を壊して湖を流してしまうところには…、う〜ん。昔だったらそれは、貧しい山の人々が幸せに暮らせるための大切な仕事だったのかもしれませんが。今や自然は破壊され放題ですからね。うっかり、「湖にいた魚達はどうなってしまうのだろう?」と思ってしまいます。でも、そうは言っても人々も幸せに暮らしてゆきたいわけで、今はもう民話の話を越えて、新しい時代には新しい知恵を出して、自然を大切にし共存しててゆく道を探らないといけないなと感じました。

で…、リュウタロスとの共通点て何でしょうね? 子供の頃は遊んでばかりいたとこ? お母さん(リュウタロスはお姉ちゃん)にこだわりを持っているところ? そんな共通点なんてほとんど皆無でしょうが、リュウの名をもらったあのイマジンも、強いだけじゃなくってかしこい子になってくれることをうっかり期待しちゃいます。