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イベント「星の話をきこう」

天文 子ども

先日告知させていただいたイベントですが、無事に終了いしましたのでそのご報告です(尚、終わりましたので告知の日記は削除させていただきました。励ましコメントいただきましたきっちょさん、ありがとうございました)。

以前に私は、某天文台でお客様に星を見ていただいてその説明を仕事としていたし、昨年度は科学技術コミュニケーション(CoSTEP@北大)も学んだから、何か実践活動の場がないかと思って3月頃にやっと動き始め、ありがたいことにイベント実現に至りました。お仕事です!

場所は子育て支援センター(のようなもの)。保育園に行ってない赤ちゃんから未就園の幼児(4歳くらいまで)が、お母さんと一緒に来て遊べる場です。おもちゃもあるし、保育士の先生もいらっしゃるし。そこで子供たちはのびのびと遊び、ママさんは先生や来ている他のママさんとおしゃべりしてリラックス。育児やその他いろんな悩み相談や、情報交換なんかもできるという場です。ここは、月1でイベントも行なっています。看護師さんのお話、楽器演奏、人形劇、ヨガなどいろいろ。そこで、この場のイベントで、子供たちやママのみなさんにも星の話をしてみたいと思ったのでした。

というわけで、ターゲットはママさんと未就園児です。星のお話をしつつも、まだ絵も描けないどころかしゃべれもしないような子供たちに何をして、どう楽しんでもらえるのか、イベント決まってからいろいろ考えました。


会場は2日連続で2カ所、時間は約45分です。

当日は、どちらの会場とも約10組の親子が参加してくださいました。2日目は、イベントのあった午前が大雨だったにも関わらずこれだけ集ってくださったのですから、大変ありがたいことです。中には、私が宣伝したことで来てくださったママ友さんもいらっしゃって、嬉しかったです。

内容はこ〜んな感じでした。

  1. 自己紹介
  2. 月のお話
  3. 絵本読み聞かせ
  4. いろんな星のお話
  5. 「きらきらぼし」を歌う
  6. 今の季節、どんな星が見えるのか?
  7. 近くのプラネタリウム・科学館・天文台に行ってみよう
  8. 宇宙を作ってみよう(工作?)

月、星、今見える星(金星・土星木星)などのお話のコーナーは、ちゃんと説明を聞いて欲しいというのもありましたが、子供らにわけわかんない長い話は飽きられるに決まってますので、どちらかといえばサクサクと進めました。

そのかわり、飽きないためにも使った小道具がこちら。

自作いたしました! 保育園なんかでよくあるのは動物さんのキャラクターですが、それなら、星も作れるんじゃないかと思いまして。これを使って
「これは何でしょうか?」
な〜んて質問した後は、子供たちに持ってもらいました。もちろん、本物の天体写真も見てもらって、
「月のどこにうさぎがいますか?」
とか、
土星って本物はこんなふうなんですよ」
みたいなふうにつなげてみました。

絵本は、以前、図書館で借りてきてすごく気に入ったこちらにいたしました(id:camelopardalis:20060615)。

ぼく、おつきさまがほしいんだ

ぼく、おつきさまがほしいんだ

後半、説明のプリントを持参して、今の時期に見える星や、家族で行ってみたい近所の科学館・天文台を紹介した後は、いよいよ工作(?)です。といっても、まだちゃんとした絵も描けない、はさみも使えないような1歳児ちゃんなんかに楽しんでもらえるにはどうしたらいいのか? 考えた末、真っ黒な模造紙と○や☆のシールを用意して、紙にシール貼りをしてもらって、宇宙の絵を作ってもらいました。子供ってシール貼り大好きですからねぇ。
  
なかなかきれいなのができあがったと思いませんか? できあがったものは、教室の壁に飾られました。

質問コーナーの時間は実はあまり取れなかったのですが、シール貼りをしながらママさん達と、
「私の田舎は××なんですけど、星がよく見えて…」
とか
「△△に天文台ありましたよね?」
なんていう、自分の経験に照らし合わせた会話をすることができました。これで、みなさん興味を持っていただいて、手近なところから出かけていただけたら嬉しいものです。

ところで、チビちゃん達とママさん向けというイベントをやってみて感じたのは、やはり、「子供がじっとしていてくれない!」ということでした。当たり前です。だってまだ1〜2歳とかなんですもの。絵本だってちゃんとなんか聞いてはくれませんよ。話をしていてこちらも、私の方に突撃してくる子供たちにペースを乱されそうにもなりましたが、そんなのはあって当たり前と思ってゆったりかまえてアドリブでかわすしかありません。子供たちに楽しんでもらうことと、ママさんに聞いてもらって「へぇ〜」とか「おもしろそう」と思ってもらえることの両立。この経験をもとにまた考えてみたいです。

というわけで、イベントは何とか無事に終了いたしました。参加してくださったみなさんはもちろんですが、会場の保育士の先生方、そして、立案から制作過程の話を聞いてくださり、ご意見や励ましをくださった北大CoSTEPの先生方、同期のみなさん、ありがとうございました。そして、メール等や立ち話で応援してくださったお友達のみなさん、ありがとう。これが、私の、科学技術コミュニケーター活動の第一歩となりました。これからも、できる形で私なりの活動をしてゆきますので、どうぞよろしくお願いいたします!