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ベジタブル&フルーツマイスター

先日の「あるある大辞典」の納豆についてのねつ造問題、そしてそれに続いたさらなるねつ造発覚…。各所でもう既にたくさん取り上げられてるし、私の読んでるいくつかのブログなんかでも話題になったので、これについて書くのは今更って感じですが。

ちなみに私は、番組もほとんど見たことがないし、食材はほとんど生協宅配なので、「健康にいいから」といってふりまわされて買いだめに走ったり、後で知ってスーパーの陳列棚を見て実感することも全くなく、もちろんそんなにわかに信じがたいある食材に特化した情報に惑わされるわけもなく、なんとなく違世界の現象のような気がしてました。いろいろあって忙しくしてるうちに、新聞に取り上げられてわーって追及されて…。もう、「あぁ、またか。ふ〜ん」ていうので…。

そんな感じだったのですが、ここで何度か紹介したことのある、無料の雑誌ecomomのWeb上の公式コミュニティー子どもと野菜生活に、私にとって興味深いことが書いてあったので、ここで紹介したいなぁと思いまして。

こちらを書いてらっしゃるのは、ベジタブル&フルーツマイスターの高野和子さんです。興味深い、というよりは記事にだ〜っとコメント書いてきましたけど(はぴなすは私なんです。公式ブログに応募し落選した時のハンドルにそれを書いてしまったので、なりゆき上そのまんまに…)、私自身が今年度にCoSTEPで科学技術コミュニケーションの勉強をしてきて、ベジタブル&フルーツマイスターと、コミュニケーターってすごく似てるじゃない!っていうことを記事で改めて強く思ったものですから。

今回の騒動に関して高野さんは、納豆大騒動で、

ベジタブル&フルーツマイスターの授業では、野菜の話と同じくらい「健康情報の信頼性を考察する」ことに時間を割いています。

と。これは、健康情報に限らず、発表された科学技術のデータがどの程度信頼できるのか、それを吟味するために必要なこと、知っておくことを学んだのを思い出しました。マスコミ情報をしっかり見る目を養うということも。

さらに、ラクッコピコリン・・・ では、

私の頭の中に入っている野菜の知識全てについて、きちんと出所を明らかにして人にお話できるような優れた情報なのか吟味しなくては・・なんて不可能に近いです。だって、そんなことしていたら一言も話せなくなってしまいます。

なんてお悩みを書いてらっしゃって…。もう、わかるわかる〜!といった感じ。科学的にわかったことをきちんと正しく話そうとすると、すごく細かく、くどくなってしまうことになってしまうことの悩み。そしてそれがどこからの情報でどの程度信頼性があるかということを改めて考えてみた時の不安。本当にわかっていることを追及するほどあいまいになる、そんなのを苦手として、人々は今回のような「納豆=やせる」といった簡単な図式や、その他のニセ科学と呼ばれるものに騙されてしまうのでしょうか。ニセ科学の講義で聞いたばっかりの話が頭の中からよみがえってきます。

コメントで「世の中には絶対なんてない」とか書いちゃってましたが、言葉足らずでした。もっともっと、事は複雑だから(食にしても宇宙にしても)、1つ(一部分)のことをすれば決まった結果が出る、なんてのは、そうなかなかないってことです。やっぱり人々にとっては難しいのでしょうか…。

ベジタブル&フルーツマイスターって、食分野のサイエンスコミュニケーターって感じじゃないでしょうか? 食は、人々に非常に身近な分、世間により注目されている分、科学的に食を見る目を養われているマイスターのみなさんに、もっともっと活躍して欲しいと願うとともに、サイエンスコミュニケーターと協力して何かできるのでは、と思ってしまいました。

この、ecomomコミュニティーは読むのは自由ですが、サイトに登録してコミュニティーのメンバーにならないと書き込みできないようになっていると思います。興味のある方はどうぞ。多分、ママではなくてもOKです。