じしんのえほん

11ぴきのねこ どろんこ
上の子大好き11ぴきのねこシリーズです。読もうと思ったら、「これもう読んだよ」とのこと。どうやら、夫に読んでもらっていたらしいのです。でも私も見たいからもう一度ということで。干した魚を取られたしかえしに石をおみまいしたり、そのしかえし(?)にドロだらけにさせられたり。お互いなんとなく意地悪してるようにも見えて、ふざけて遊んで楽しんでるだけなのかもしれません。そこが、普通の教育的絵本らしくなくていいのかもしれませんし。読んでもらいながら、どろんこになった11ぴきの中から、素早くとらねこたいしょうを見つけるあたり、かなり好きみたいです。

10ぴきのかえるのおくりもの (PHPにこにこえほん)
同じく上の子大好きな動物集団もの、10ぴきのかえるシリーズ。100歳のお誕生日を向かえるおじいさんに、長生き薬を探してあげる10ぴきのかえるたち。いつものように表情豊かです。こっちはもう、素直に、いいことのために冒険するちびかえる達が描かれてます。

サボテンマルティ 大あらしがやってくる
サボテンが主人公の絵本ですかぁ!? そんなの見たことない〜。ってことで手にしたのですが。サボテンにもいろんな種類があったりするのがもともとよくわからなかったようで最初っから軽い混乱状態です。多分、まともに大きなサボテンらしいサボテンて、子供たち見たことないんじゃないかもしれません(ポケモンサボネアとか連想してしまうあたりが…、良くないかも)。それに、それぞれのサボテンさんの名前、エキノカクタス・グルソニィさんとか、カルネギア・ギガンティさんとか…、それって学名? 読んでるこっちも舌をかみそうです。うっかりそのあたりに気をとられてしまって、単純なはずのストーリーも「何があったんだっけ?」みたいな状態に。

それにしても、こうして読んでみたんですから、本物の大きなサボテンを熱帯植物園とかで見せてあげないといけませんね。

そらとぶクレヨン
以前、「せんろはつづく」を読んであげたことがありましたが、同じ作者さんの絵本です。こっちはうってかわって文字も少なく簡単ストーリー。そらとぶクレヨンで描かれたものが、とってもファンタジックできれいです。

あいつもともだち (おれたち、ともだち!)
どういうわけか気になる、キツネとオオカミの「おれたちともだち!」シリーズ。やっぱりあの、嬉しくてちょっといっちゃってるおおかみのあの表情に魅かれるのかもしれません。冬ごもりする友達達のうち、へびさんにうまくあいさつできなかったキツネ。そんなことを一冬悩むのですが…。一方で、うじうじ悩むキツネに対して、派手に遊び、めちゃくちゃな年賀状を作ってるオオカミさんの、そりゃもう能天気なこと! あれ? キツネとオオカミが友達になった最初の頃って、オオカミもこんな奴だったっけ? そうではなかったような気もするので、ちゃんと探してこなくてはいけません。

じしんのえほん―こんなときどうするの? (地震防災えほん)
先日のCoSTEPの講義で地震防災の話を聞きましたが、タイムリーなことにこんな本があったので、借りてきました。小学校1年生達が登場しますが、幼稚園児にも少しは理解できるでしょう。いろんな場所、場面で、地震が起きた時どうすればいいか? 絵本でわかりやすく示してあります。外ならば、塀から離れるとか、学校なら机の下にもぐって先生の支持を待つとか、スーパーならば慌てて出口に逃げないとか、海の近くならばすぐに離れて高いところへ行くとか…。

すると、幼稚園児ですからひとつひとつ「なんで?」攻撃で大変です。こういう行動を取るとどうしていいのかだけでなく、実際の大きな地震で家や家具がどうなってしまうのかから、地震の起こるしくみ、津波の起きるしくみ、果ては地球の内部がどうなってるか(地球の成り立ち?)まで説明しなくてはなりません。しかも、本人がわかる言葉や例えで…。

でも、幼稚園へ通うようになって、親とず〜っといつも一緒というわけではなくなってきましたから、こういうこと、防犯なども含めて、必要なことをきちんと教えてゆかなくてはなりません。