SCRIPTライブ“10strokes”@大阪

下のエントリで「家から一歩も出られない」とか書いたんですけど、出てきました!(笑)

昨日18日、SCRIPTのライブへ行ってきましたよ。も〜、大阪に来てくれたのが3年ぶりだから、生で見れたのも3年ぶりですよ! あの時、当日券で入って一番後ろで見てた時、お腹にいた子供は、もうしゃべりまくってます。ニューアルバム、

10strokes

10strokes

を発売してじきに手に入れたのですが、(プレシャスアルバムに代わって)かけっぱなしにしてたものだから、一緒に歌うし、「これはおさむくんのうたでしょ」と言うし。

FCを通して手に入れたチケットがすごいいい番号で、ライブハウスでは最前列に陣取ることができました。この距離でこれから2時間近く彼らを見れるとは、ドキドキよりも前に「私、大丈夫なんだろうか?」という不安が!?

(ツアー中につき、ネタバレ注意です!)


予定どおり6時開演、ステージが胸の位置くらいでけっこう高いんですけど、2mくらい先の目の前に、渡辺さんが!!! その右に収さんが!!! けど、そんなんでオロオロする暇もなく、次々にアルバムの曲、おなじみな曲、そして、聞いたことがない曲で攻めてくれて。しっかり見て、聞いて、ノって、踊って、叫んで、楽しんでやりました!!!

と、こんな調子で書いてると、昔、渾身の力を込めて書いていたMOON CHILD時代のライブレポートになってしまうので、(もったいないけど)やめときましょうか。

前日の福岡のことも話してましたが、そちらもとっても楽しんだみたいですよ(>しいたさん)。収さんの話では、こぶしをつきあげると天井に届きそうなほどの狭いところで、ステージも狭くて踊るスペースもなかったとか。でも、それはそれで楽しんだみたいです。一方、ここ大阪のライブハウスは地下吹き抜け(?)構造です。空間の中に3階、2階に相当する部分があるんです。「ここ気に入った」って言ってくれたからには、是非また、間をあけすぎずに来て欲しいものですね。

期待してた「陽のあたる場所」は、CDとは違ってやっぱり、生ならではのちょっと荒っぽい感じがまた良かったです。あと、おぉ!と思ったのは、インディーズなのに映画主題歌に抜擢されたあの「青春グローリー」とか、やっぱり好きな「Lost Generation」とか。今回のラインナップ、しっとり系(?)の歌が少なくて、そういうので泣きたかったなぁ〜っていう物足りなさもないわけではなかったですけど、いえ、ロックで攻めてくれて良かったですわ。

収さんの髪が長くなってたこと(扇風機からの春風にそよぐんだけど、それでも汗で顔にくっつく!)。渡辺さんの、話し声とは随分違う(高い)と改めて思ったあの歌声、歌い方。何にも期待してなかったけど、でも、もっともっと楽しみたいといろいろサービスしてくれたMC。などなど…

35になったって、平均年齢が高くたって、私らもみんな一緒ですよ。歌を聞きながら一緒に年月を重ねたことこそ大事にして、また一緒にいたいと。

しかし、近いのは良かったんだけど、とにかく上を向きっぱなしで首が疲れました! 最後、ダブルアンコールの後、やまない拍手でお二人、再度出てあいさつしてくださいました。嬉しいです。

聞いてて先に知ってたんですが、ライブの後、ニューアルバムを購入した人にはサイン&握手ということだったので…、悩んだ末に(2枚目)買ってしまいました。だって、本当に、このお二人に日頃の感謝の気持ちを直接伝え、コミュニケーションできるのはこの機会しかないと思って。

まずは収さんの目の前で。本当に3年ぶりなこと、そして、あの時お腹にいた子供は今、収さんの歌を一緒に歌っていることを伝えました。ちょっとびっくりしておられました。なので、折角なので、意表をついて、子供の名前を歌詞カードへのサインの上に書いてもらいました。だって、自分の名前は、ファンクラブから来る誕生日カードとかに今までいろいろ書いてもらってますから。二人の名前を言ったので「双子?」とか言われたんですけど、残念ながらそうではなくて。いつか是非、そうやってうちで歌っている子供たちと一緒にライブを見たい、と伝えてきました。そして握手。もう、「また3年後」なんて言わないでくださいよ。

次に渡辺さん。収さんとの子供の話を聞いてくれていました。でも、もう、私の口から出たのは「今日は本当に目の前で、ドキドキしました…」。それに対して、「僕もドキドキしました。毛穴が…」なんてご冗談を。毛穴はわかんなかったけど、ベースを弾く指の動き、目を閉じてリズムとメロディーを感じてらっしゃるところ、などなど、目の前ですっごくよくわかりました。そして、握手。この握手が、普通の手のひらをに握り合うのではなくって、親指どうしを握り合う…、何ていうんだろう? 仲間のような、同志のような、そんな気持ちのこもった握手で。偶然なのか渡辺さんの意志なのか、すごく嬉しくて、気持ちが引き締まりました。そして、「今度は是非、ファンクラブイベントで」と。

いやもう、今日、最前列目の前で見えたお二人は、10年前にテレビや大ステージの向こうでキラキラしていた憧れスターではなくて(そうでなくなったのは残念でもあるけど)、私達に歌を書いてくれる二人、それを聞いて楽しい私達、それを見て喜んでくれる二人…。うまく言えないけど、そんな仲間なんだということを、(勝手に)感じてしまいました。もう、ずっと応援しますわ。