ツレがうつになりまして。

ツレがうつになりまして。
新聞の広告欄等でとっても有名な本。たまたま、病院の待合室にあったので、読んでしまいました。といっても、最後の数ページ残して呼ばれちゃったのですが(気になる…)。

特別目新しいことはないようで、でも、病気と一緒に日々の生活をおもしろおかしくも、きちんと描いてらっしゃるなぁ、と思いました。マンガだからとにかく、圧倒的に読みやすいし。この間まで、朝日新聞の医療のページでうつの連載が続いてましたが、ああいうのをまず読まない人にも、すごく手に取りやすく、とっつきやすく、わかりやすく描くとこういうふうになるんだろうなぁ、といった感じです。朝日の連載も読んでたけど、文字よりまずは絵だよ、と思うことも…。ここにこうしてだらだら感想を書いてるあたり、いかに印象強いか、ですよね。

うつの人に「がんばって」とか言っちゃダメというけど、言ってしまった時、どうすればいいのか、どうしたのか、そんなのはとっても参考になるのではないでしょうか。

感動したのは、やはり、教会で誓いの言葉を改めて奥様の方が述べて泣いたところを、ご主人が書いていたところでしょう。病気も大変、看病する方も大変。そのあたり、どうお互いの気持ちを訴えていいのか。病気じゃなくて、育児とか家事とか、仕事のこと、全てにあてはまるような気がします。