ねこづくし

バスにのって
前回、いろいろ書きました荒井良二さんの絵本です。こちらの方が、文字も少ないから読みやすいし、ラジオから流れるリズムも心地よく、「トントンパットン トンパットン」と、子供たちも口にしたりして、喜んでおりました。この方って、こういうどこか中東あたりの民族を描くのを得意としてるのでしょうか? 絵本でこういうのをあまり見かけないだけに、不思議な感覚です。

あめ! (ポプラせかいの絵本)
絵もインパクト大ですが、絵本の中の文字もでかい! 読むこっちも文字の大きさに合わせて、力が入ります。

大好きなぼくのともだち
残念ながら表紙がないんですが…、これ、miercolesさんのプロフィール写真を思い出させるように、ネコとさかながチューしてるんです! 表紙をめくれば、矢野顕子さんの推薦文までついてるし、期待は高まります。が…、この絵本、文字(文章)がないんです〜。仕方ないので、適当に絵に合わせてストーリーを話して聞かせたわけですが、上の子にはえら〜く不評でした。確かに、太ってでかくなった魚(金魚?)は、ちょっと不気味ささえ漂わせております。

11ぴきのねことへんなねこ (11ぴきのねこシリーズ)
一方でこっちは、おなじネコでも子供が大好きな11ぴきのねこシリーズ。宇宙ネコだったんですかぁ〜。いつもなんとなく、つまらない欲のままに悪だくみをする11ぴきが、まんまと宇宙ネコにだまされたので、なんだかすっとしたような。

それにしても、最初は「マンガみたい」とか言ってた11ぴきシリーズですが、フルカラー印刷ではなく、多色刷りという限られた表現の範囲内で、こうやって楽しませてくれる、そこがおもしろいし、この絵本の魅力の1つなんだなぁ〜、と、今ごろになってようやく気付いてきた私です。

ねこのはなびや (えほんあらかると)
またまたネコが続きますが。図書館から借りてきて、上の子が一番に食らい付いたのが、この絵本でした。だって、そりゃもう、すごいもの。花火の美しさ、いろんな表現だけでなく、ネコの数でも圧倒されました。ちなみに、上の子が出した優勝は、やはりというべきか、とらねこぐみでした。こういうの読むと、桟敷で花火が見たくなります。

うらしまたろう (日本傑作絵本シリーズ)
昔話シリーズ。超有名どころを借りてきました。

ドラえもんを読んじゃったり、大人になって相対性理論の話なんかを聞きかじっちゃったりなんかすると、「竜宮と地上では、時間の進み方が違う」とかなんとか、解釈を頭の中で思い浮かべがちです。しかし、まだ幼児ではそんなことはちっとも知りません。読み終わったとたん、「なんでおじいさんになっちゃったの?」の質問攻撃です。これはまいりました。「そういう、不思議なお話よ」などとしか言いようがないのですが…。それにしても、亀を助けていいことをしたのに、おじいさんになってしまった悲しい結末に、上の子はショックを受けておりました。なるほどそう思うよなぁ〜、と、なんだか新たな発見をした気分です。

ねずみくんとブランコ (ねずみくんの絵本 11)
図書館で本を選んでいたら、そこにたまたまいた親子が読んでいて、そこの子供たちが好きだと言っていたのが、この、ねずみくんシリーズです。(古くさい感じだけど)かわいいじゃないですか! ブランコ大好きな下の子も、喜んで聞いてくれました。しかし、いじわるねこくんが登場し、ねずみくんをなぐったとたん、絵本のねこくんをなぐる上の子…。気持ちはわかるけど、それでは君もねこくんと一緒よ〜。でも、小鳥さんの両親もちょっとひどい、ような。…、という私の感想をつい口にしてしまうと、子供も混乱するようです(いつものことですが…)。

コバンザメのぼうけん―灰谷健次郎・海の絵本 (童心社の絵本)
先日の、須磨海浜水族園でやってた絵本展で紹介されてた絵本です! ってことで、中身も見ないで借りてきたら…、文字も漢字も多いよ〜〜。ので、子供たちにまだ読めてないのです。まぁ、こういうこともありますわ。後で自分の感想でも、こそっと追記するかも。