雲をさわりたい

きはなんにもいわないの (学研おはなし絵本)
id:camelopardalis:20051122で紹介した「おべんともって」がけっこう気になっていまして、同じ片山健さんの絵本を見つけて借りてきました。でも、(かわいくない)人間が主人公だからなのか、上の子にはあまり興味を持ってもらえず、下の子の方が指さしながら「おとうさん、おとうさん」と言って喜んでました。もちろん、木になったおとうさんも。なんだかよくわかんないんだけど、でも、この、ほのぼのした感じについひかれてしまうのは、「おべんともって」のくまの親子と一緒な感じがします。

14ひきのぴくにっく (14ひきのシリーズ)
14ひきのぴくにっく・英語版
表紙絵が英語版しかないので、そちらの画像をリンクです。
まだまだ続くのか?14ひきブーム。すっかり気に入ったようです。以前はただ、ストーリーを追うのに夢中でしたが、このあたりからは、「これは誰?(何くん?)」と何度も聞かれるようになりました。なんといっても、見開きいっぱいに描かれた絵がいいですね。虫と同様に、トカゲ(大阪ではかなへびと言うらしい)が苦手な上の子は、いつもは何でも探して指さしたりするのに、これだけは触るのを嫌がります。

むしばがいたいヤンダヤンダ
ヒッポヒッポルー&ヤンダヤンダのシリーズは、この3冊で終わりでしょうか? 虫歯という身近な(?)話題に、また、上の子は喜んで見てました。それにしても、きつつきどりに治療してもらうなんて、安易な…。治療のページで、右下にいる、同じく虫歯らしいチーターの子供が気になったようです。

雲へ   (黒井健の絵本)
数日前に、ふと、「雲をさわってみたい」と言いだした上の子。それならば、雲(霧)のかかる山まで行かなければなぁ〜。あとは、佐用の朝霧(大撫山)みたいなのを見に行くか…? なんてことを思っていて、見つけたのがこの絵本です。雲をさわるわけではないですが、雲まで飛んで行くお話。絵本タイトルは漢字ですが、本文はひらがな、文も少なく、飛ぶ男の子が黒井健さんのあのタッチでふんわりと描かれています。思ったとおり、「ぼくも飛びたい」と言われてしまいました。できないからこそ、絵本で想像するのがおもしろいんじゃないの、かな?

それにしても、いつか行かなければいけませんね、目の前に雲があるところまで。