アオサギ

camelopardalis2005-12-02


一昨日と同じ池の横の花壇のところを、アオサギが歩いていたので撮ってきました。とにかくでかいので、子供でもすぐによくわかりますから、「あれは何?」と聞かれて、つい得意げに答えてしまいます(でも、他はよく知らない…)。

就職して関西にやってきて、アオサギがいっぱいいるのにびっくりしました(天文台のある山奥の川でも、今いる都会でも)。実家(関東)の方の田んぼにいるサギ類は、主にコサギでしたから。白くて小さくてかわいらしく、夏は長くのびたイネの中にすぐにかくれて見えなくなってしまいます。なので、大きくて色もついてて見つけやすいアオサギが見れて、喜んだものでした。

ところで、先日届いた日本野鳥の会の会報「野鳥」の11月号によると、アオサギの分布は1970年代に比べて広がっているようです。当時と比べて水質が改善されたから、というのがまず考えられる理由だそうですが、食物連鎖の上位にいる大型動物が住めるようになってるというのは、まずはいいことなんでしょう。けど、その記事では、コサギなどの、小さな魚を食べる種類の鳥が減っているというのも指摘されていました。

そういえば、コウノトリが豊岡で放鳥されましたが、コウノトリもこういうふうに、そのへんの田畑や池や花壇を歩き回るようになれる日が来るといいなぁ〜。