もうすぐクリスマス

そう、もうすぐクリスマスなんです。さすがに、子供も物事がわかってくるようになってきてますし。幼児雑誌の付録にはクリスマスツリー(紙製)、お店にはケーキの予約案内、新聞にはおもちゃの広告、よその家の壁にはサンタがよじのぼり、イルミネーションが(でも、夜に見てないので何だかわかってない)まとわりついているのが見えれば、気になるのは必然です。なので、これが一体どんなイベントなのか、説明せねばなりません。大人だけだったら、ケーキ買うくらいであんまり関係なかったのに。

というわけで、「いい子にしてれば、クリスマスの日にサンタクロースがおもちゃを持ってきてくれるよ」と言い聞かせるはめ(?)になり、どうやらプレゼントを用意しなければならなくなってきました。

でも、実は、上の子はサンタが怖くて、大嫌いなんです。だって、近所のスーパーやショッピングセンターには、近づくと動いてしゃべる等身大サンタクロースがっ! ホームセンターにも、バイクに乗って動くサンタがいて、そのコーナーから走って逃げます。去年は泣きじゃくってました。今年も同じで、「サンタは来なくてもいい」と、口走るほどです。そういえば、私も子供の頃は、お人形が大嫌い(動物のぬいぐるみ大好き)だったので、なんとなく気持ちはわかりますが…。

このまま、おもちゃを買わずに何もせずに普段どおり(+αくらいで)済ませるか、それとも、料理やおもちゃを用意してクリスマスらしいことをするべきか、なんとなく悩むこの頃です。

前置きが長くなりましたが、絵本もクリスマスシーズン突入で、図書館でも、クリスマス関係が多数ディスプレイされておりました。早速手に取ってきたのは、こちら…、

クリスマス・オールスター (ピーマン村の絵本たち)

村上康成さんの絵だから、という理由でした。初めて読んだ時は、こんなに季節のいろいろものが出てきてしまって、果たして子供にクリスマスの説明になるのだろうか? なんて思っていたのですが、何度も読むうちに、「クリスマスパーティーってこんなに楽しぃ〜〜!!!」っていうのが、私たちに伝わってきました。何度も「読んで」って言われています。シリーズのようで、さつまのおいもが何者なのかとか(親子で)知りたくなりました。今度、別のを借りてきます。

おべんともって

何てことはない、お父さんにお弁当を届けるお話です。アクシデントも何にもなし。でも、その、ほのぼのストーリーと秋の景色、楽しそうなくまのこに、だんだん魅せられてしまいます。上の子も大好きみたい。これが、子供も好む絵本の良さなんだ、そんな気がします。