たけのこいも

camelopardalis2005-11-21


実家から里芋とじゃがいもが届きました。毎度のことながら、箱いっぱいとなるとけっこうな量です。

前にも書いたかもしれませんが、母はすっかり農作業にはまってしまって、本業だったはずの日本人形製作もどこへやら、材料は部屋の隅に置き去りのままです。最初は、大好物になってしまったにがうりを育てたい、というきっかけだったそうですが、今や畑には様々な作物がずらり。まぁ、もともと農家だったし、周辺も田んぼや畑だし、教えてくれる人はいっぱいいるしで、そういう環境にあるからこうなったのも必然でしょう。「そっちに送ると、送料と買う値段が同じくらいになっちゃうから」と、あまり頻繁には送ってこないのですが、でも、来るとありがたいです。

その、大量の里芋の中に、大きなおいもがまざっていました。写真の右上の4個がそうです。「たけのこいも」というそうで、おいもの上の部分が地面から顔を出していて、まるでたけのこのようだとか。ちょっと検索してみたら、京いもいもと同じだそうです。調理は、普通の里芋と一緒で、煮物など向き。これから食べてみます! ちなみにその下はさといもじゃなくってじゃがいも。じゃがいもは春に植えて夏前に収穫が一般的ですが、夏に植えて秋に収穫するものもあるとか。なので、珍しいかもしれませんが、今の、新じゃがです

そういえば、私が利用している生協でも、野菜は品種名が書いてあるものがかなり増えました。言い換えれば、効率が良くなったことで提供する品数が増えて、野菜においてはそのバリエーションを品種でそろえている、というのもあるみたいです。選ぶ方はそれだけ、いろいろ食べられて楽しいのですが、どんな野菜をどう料理するかよ〜く考えてから選ばなければならず、難しい面も。先日は、カレーなど用に煮崩れしにくいじゃがいもを、と、「北あかり」を注文したら、見事に間違えてしまいました。そう、煮崩れないのは「北海こがね」です。表面もあまりでこぼこしてなくて、皮むき(ピーラー)でむきやすいから好きなんです。同じ「北」でも大違い。(汗)

ecomomのブログに、子供と野菜生活というタイトルで、ベジタブルマイスターの方が書いてらっしゃるものがあるのですが、いろんな品種の野菜なんかも紹介しています。ためになります。栄養士さんとは違って、素材そのものをわかりやすく教えてくれる、って感じの資格でしょうか? 食育と並んで、注目されてるみたいです。子持ちとなると「食育」と聞いて、「何かしなければ!」と思ってしまいますが…、日々の食事でまずはいろいろ教えてあげたいです。