寮美千子さん

たいちゃんのたいこ (たんぽぽえほんシリーズ)
先日、どこかの絵本の裏表紙裏の絵本リストに、寮さんのお名前見つけて、早速、「何か寮美千子さんの絵本を」と思って、行きつけの図書館にあったものを借りてきました。

寮美千子さんは、私が勤めていたとある天文台に縁のあるお方なんです。多分、星の話を題材にした作品が多かったからなのでしょう。何かのイベントの時に天文台にお呼びしたこともありました。といっても、親しかったのは天文台長なので、私なんぞと直接お話したりしたこととはほとんどないと思います。それでも唯一思い出すのは、森本おじさんのメールアドレスがわからなくって、知ってそうな人が寮さんしか思い浮かばず、メールでお聞きしてしまったこと。そんなこともあったなぁ。

リズム感あふれるそれぞれのページの言葉は、「感情入れて読みたい派」の私には、まかせなさい!という感じ。木から飛び立つ鳥たちや、にっこりお日さまも、ほのぼのしてるの一方で、圧倒されます。今、寮さんのページのあとがき読ませていただきましたが、なるほど、たいちゃんは、何にでもセッションできるミュージシャンなんですか。

表紙の絵を見た上の子は、たいちゃんの頭の上の鳥が、「ハックション!」とくしゃみをしてるよう、と言ってうけておりました。なるほど、口からしぶきが…!?

さかなはさかな―かえるのまねしたさかなのはなし
今回はさかなです。といっても、さかなの勘違い鳥や人間の、造形のおもしろさが、上の子にもまだピンときていないようでしたが。その色彩の美しさなんかは、私の方がくいいるように見てしまいます。

やっぱり、ねずみの方がいんですって。