X線天文衛星「すざく」

無事に打ち上がって、ほっとしております。「すざく」の名前で思い出すのは、まずは、そう、もう時効だから書いてしまってもいいかと思いますが、「なんてん」望遠鏡の名前を決める時、最終候補の4つくらいにに残ったものの一つが「朱雀」だったということです。南の空を観測することから、南の聖獣がふさわしいかということで。妙に古典的ながら、南の空と一致すること、キトラ古墳の発見のニュースがあったこともあって、印象に残った名前でした。

本のバトンのところでも書きました「宇宙スペクトル博物館」シリーズのCD-ROMですが、1冊目がX線編で、「あすか」の成果がたくさん載っているはずです(私は関わってませんが)。いろいろあって、あれからもう何年? すざくでどのような宇宙がわかってくるのか、楽しみです。