総合病院、形成外科へ

下の子の手の指に、ずっと前から、いや、産まれて間もない頃からニキビがありました。とうとう、それと取ってもらうために、総合病院まで行ってしまいました。自転車3人乗りで…(へろへろ)。といっても、ケガ(というべきなのか?)自体はたいしたことはないんですけどね。

赤ちゃんの中には、産まれて間もない生後1ヶ月頃、ニキビが大量にできる子がいます。まるで、思春期まっただ中の青年のよう。これには、「待望の赤ちゃん、写真やビデオを撮りまくるぞ!」と意気込んだ親御さんも、しり込みするような有り様です。うちの下の子がそうで、「赤ちゃんの病気大百科」にある写真そっくりの、ひどいニキビ面でした。母親のホルモンの影響だそうですし、個人差があって、出ない子もいるそうです。症状も、頭からフケどころか、パイ皮のような油が出るタイプもあるとか。まとめて、「脂漏性湿疹」と言うそうです。そう、まさに「脂(あぶら)」が「漏れる」状態。

…、説明が長くなりましたが、そんなわけで新生児期にニキビ面だった下の子も、1ヶ月を過ぎればあれまぁ、普通のうらやましいくらいなつるつるの赤ちゃん肌になってひと安心でした。けれども、何故か、その頃、顔ではなく指にできたニキビ、脂肪の塊が、いつになっても消えることなく、ポロっと落ちることもなく、しかも、成長とともに少しづつ大きくなっていったのでした。

人に会えば、「プチってつぶしてみたい〜」と言われるその脂肪の塊。気にはなっていたものの、下手に手を出すわけにもいかないし、なんとなく放置していました。が、先日ある所の看護師さんに、「稗粒腫(ひりゅうしゅ)ではないか、周囲が赤くなってるし、取った方がいいんじゃないか」、と言われて、急に焦ってきました。

結局、かかりつけの小児科の先生に相談したら、昨日の診察で「形成外科へ」と言われ。今日、その診療科もある近所(でもないけど)の総合病院まで、紹介状持参で行った、というわけです。

やはり、バイキンが入っているのではないか、という話しで、すぐに処置。軽く麻酔の注射を打って(もちろん泣く)、メスやピンセットみたいなもので内容物を掻き出す、消毒して包帯ぐるぐるに巻いて、おしまい。治療のタイミングはこれで良かったのかわかりませんが、でも、これ以上放置しなくて良かったのでしょう。たかがニキビ、かもしれません。それにしても、小さい手にでっかい包帯。痛々しいです…。

担当医師の、「明日も消毒に来て下さい」に、そうですかと答えたものの、こうも飽きまくっている上の子を危なくないように連れてくるのは困難だな(うへ〜)と思いながら、いろいろたくさんな患者さんで混みあう病院を後にしたのでした。