七ツ洞公園はバラ満開だった

水戸市が新たな憩い&観光スポットとして押している七ツ洞公園に、初めて行ってきました。映画「テルマエロマエ」のロケ地としても知られているところです。

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敷地に入るとこんな感じの建造物が目に入ります。公園の周辺は田んぼばかりの風景なのですが、公園の中に一歩入ると、日本らしくない絵になります。

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ロケ地としても有名なここ。あの下に井戸があります。新緑がきれい

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那珂川からの農業用水ということで敷地に川が流れているのですが、途中途中をせきとめてダムにしているそうです。写真のところは、自然に近い感じに石を並べて作ってあるダム。カエルがいました。左に見える草の中では、オオヨシキリがうるさいくらいに鳴いてるんですけど、なかなか姿は見えなくて残念。

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公園の名前の由来はこの水際のところに7つの穴があったからだそうです。古墳時代の「権現山横穴式古墳群遺跡」。でも、今は5つしかないそうですし、水があってよく見えません。

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水辺の周辺の道はこんな感じで、ちょっとした山歩きをしてるようにも感じます。

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そして、水辺と隣接したところにある秘密の花園は、バラ満開でした。バラの香りもかなり広がってます。

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この日は平日だったのですが、写真を撮ってる人など、お客さんがかなり来てました。

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で、「じゃ、私も」と思って花を撮ろうとすると、いるわけですよ、虫が。いや本当に忙しそうで、楽しそうで(ハナムグリ)。

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クマバチ。丸くてかわいい。

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そして、時にこんな凶悪そうなのもいるわけですが、スズメバチだって花しか眼中にありません。さすがにやや遠くからズームで撮ってるのでピントや露出いまいちですが、動かない花よりも、なんだかこういう生き物を撮ろうとしてしまいます。が、できあがった写真を見ればやっぱりコワイ感じがします。

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他の種類の花もたくさんありましたが、アジサイはまだちょっと早かったって感じで、咲いてるのはほんの少し。今頃は、バラと入れ替わってるかもしれません。今月末は園芸王子でボウケンブルーの三上さんも来るのですよね。


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そんな七ツ洞公園のある水戸市の国田地区ですが、上に書いたように公園から出れば見事な田園地帯でした。田んぼにはサギがこんなにたくさん。

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アイガモも、車もめったに通らない農道を、の〜んびり渡ります。

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話には聞いてましたが、この地区、住宅がわりとある道路を路線バスが朝と夕方にしか通りません。ここは幼稚園前(元小学校の建物?)のバス停。近くには9年制の小中学校もあるところです。だからこその、1000円タクシーなのでしょうが、みなさん使ってくださってるでしょうか。

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七ツ洞公園は、森の中、水辺、異国風の建造物、色とりどりの花々。そういったのを楽しむのにとってもステキな公園でした。できれば、イベントの時の臨時バスではなくて、普段から公共交通でも行けるようになればと思うのです。

2012年夏に小笠原に行った写真を貼ってみる(母島〜帰り)

2012年夏に小笠原諸島へ行った時の話です。前半は父島に1週間ほど滞在しました。

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その後、母島移動して1週間ほど遊びました。その時の写真です。

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母島に行くのはもちろん、ははじま丸です。

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母島の沖港を、集落から登れる小剣先山の山頂から見ると、こんな感じ。

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母島に入って最初の夜は、カメレクチャーに参加しました。子ガメの中に真っ白なアルビノのがいるのに驚きましたが。翌日には死んでしまったそうです。

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翌日は海ツアーへ。海から見た母島。崖の中に家みたいな穴があるのは、戦争跡です。

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ハシナガイルカ。いっぱいいました! この時はドルフィンスイムはなしで、平島の近くでシュノーケリングなど。

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生き物が続きます。イソヒヨドリ

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母島に来たらな絶対に見たかった、メグロ。かわいい! なんだかのんびりした声で鳴きます。

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滞在中のある1日は、山のガイドさんにお願いして、南崎までガイドさんとともに歩きました。そこから見た鰹鳥島。なんてことない無人島に見えるけど…。

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よく見ると(上の写真を拡大)カツオドリがいっぱいいて、白いのはヒナです。モフモフでかわいい。

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カツオドリの大人(♀?)は港で見かけました。かなり近づいても逃げません。

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(多分)アケボノカタマイマイ(固有種)のカラの中に入ったオカヤドカリ(天然記念物)。生きた固有種カタツムリには会えなかったので、次の課題です。

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オガサワラトカゲは固有種。

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一方、こっちはグリーンアノール(外来種)。茶色になっちゃってますが。小笠原に来て、外来種問題も随分と考えさせられました。

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外来種といえば、野鳥たちにとって脅威のノネコ。見かけました。

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これは父島で撮った写真ですが(ピンボケ)、こんなふうにノネコをつかまえるワナが山の中に仕掛けてあって、つかまったネコは内地に送られて獣医さんが必要な手当などをした後に、飼ってもらえるようにするプロジェクトが動いています。

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散歩でブラブラして、港をのぞけば、ここでもこんな魚が簡単に見えます。ツノダシ?

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山歩きの時に海岸まで降りて見た、貨幣石(有孔虫の化石)。

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星空も撮影してみました。コンデジで三脚使用、ISO6400、8秒露出と、マニュアル設定できるギリギリまでですが、星どころか、天の川まで写ってびっくりしました。さすが小笠原です。この写真ではいくらか傾きかけてますが、さそり座の位置が高かったです。

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カシオペアと、ペルセウス。流れ星も見れました。

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最終日は、朝に母島を出た後、昼にはもう父島を出発します。恒例の、父島で見送ってくれる船。

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行きのおがさわら丸は海が荒れたのでなんだかよくわからないうちに着いたという感じでしたが、帰りは穏やかだったので船旅を楽しみました。島々の景色、海鳥、トビウオ、日の入りに日の出、忙しいくらいです。これは、夕日。

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夜が明けて大海原をどんどん進んでゆくと、行く手にきれいな形の山が! 富士山が先に見えます。


というわけで、前後編合わせて2週間の旅の写真の中からセレクトでした。これがあっての、現在の、「離島に行きたい!」があるのです。

2012年夏に小笠原に行った写真を貼ってみる(父島編)

ブログ書きをさぼっていた頃の旅行写真を貼ってみることにします。2012年夏、世界自然遺産に登録された小笠原諸島に行ってきたので、その時の話です。

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そんな遠くの島まで行くきっかけになったのは、何回も小笠原に行っている友人の誘いです。その方はダイバーです。とにかく自分たちは船旅も何もかも初めてだったので、この時の旅はその方に全部旅程を組んでもらいました。ガイドさんも予約していただきましたが、宿や船の予約はみんなで協力して電話しました。

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出発の日のおがさわら丸。実はその前の往復のおがさわら丸が台風で欠航したため、それに乗るつもりだった方も次の便に入っていたのでしょう、すごい混雑っぷりでした。そして、東京湾内はいくらか穏やかだったのですが、外洋に出るとまだ波は高いようで。派手な船酔いこそしなかったものの船内を自由に動き回るわけでもなく、まともな食事もせずにダラダラ寝てばっかりだったような気がします。夜中に寝ている時の、背中に伝わる前後揺れ、左右揺れの大きいこと。何度も小笠原に行っている友人も「これまで乗った中で2番目くらいにひどい揺れ」と言ってました。夜から翌昼の到着までは、船のデッキにも出られないように閉められた状態です。

そんな中でも、子どもたちは船酔いもせず元気なんですよね。孤立した船内で何が怖いって転倒による怪我なので、それだけはしないようによく言ってました。

というわけでたいした写真もなく、まる1日の初の船旅を終えて父島に到着。以下、いろいろ写真です。

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序盤は島も天気が悪かったのでいくつかの海レジャーはキャンセルになり、ビジターセンターを見学したり、水産センターでアカバの歯磨きしたりして遊んだりしてました(あとは山歩きツアーとか)。

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小港海岸の枕状溶岩。海底で火山が噴火してマグマが冷えて固まるとこうなるんだとか。

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どこかの展望台(多分、長崎展望台付近?)から撮った写真。ようやく晴れ間が出た頃のもの。とにかく海がきれいです。

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海レジャー初挑戦でこの透明度。兄島付近でシュノーケリング初挑戦。

ちなみに、着いた日のシュノーケリング講習がキャンセルになったため、海ツアーの時が初シュノーケル、初の海、初のドルフィンスイミングという、すごい状況でしたが、なんとかなるものです。

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この時は、水中OK写ルンですを持参。プリントしたのをコンビニスキャンしたものですが、魚の種類もわからないくらいとにかくいっぱい写ってました。ロクセンスズメダイ、タテジマキンチャクダイ、ヤマブキベラ?、ケサガケベラ?

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夜にも(大人だけ)ブラブラしてみた時の写真。暗い夜、港をのぞきこんだだけで、こうやってエイとか、あとサメとかも見れます。すごい。

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そんな、あまり海レジャーコンディションが良くない中、人家近くに出てきてくれたアカガシラカラスバト。みんな喜んだことでしょう。この時は、この1羽の周りを数十人が取り囲んでいてカメラを向けていて、ある意味壮観でした。

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その翌々日か何かに見つけた、アカガシラカラスバトのカップル。公園の草刈機の向こうにいました。こんなにキレイなんですね。

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オガサワラヒヨドリ? これがあの、沖縄八重山諸島が起源とか。

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前のブログにも載せましたが、VERA父島局。と、オレンジぺぺを。同じ電波望遠鏡ですが、夜はこのようにオレンジ色にライトアップされているので、(父島で見れる緑色に光るきのこに例えて)、このように呼ばれるのだとか。

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最後に、宿(ユースにお世話になりました)の食事の写真を。これは出港日前の豪華版の夕食です。島寿司とか、アカバの唐揚げあんかけとか、美味しかったですね。

写真もごく一部でしたが、こんな感じで。

母島編に続く…。

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