写真の整理(3)

写真の整理に手をつけたいと思いつつ、一進一退(総数が減ったり増えたり)が続いておりましたが。

cam.hatenablog.com


少し進んだので現状を書いておこうかと思いました。

プリント写真

子どもが生まれた後、フィルムをたくさんもらっていたこともあって、フィルムで子ども写真を2年くらい撮ってました。それらが、ピンボケも重複も含めて264枚入りのアルバムに全部入れっぱなしだったので、そこからいらない写真をより分けて処分し、無印良品の3段ポケットがあるアルバムに入れはじめました。

「見開き12枚」のタイプにしなかったのは奥行きがありすぎるのもどうかと思ったのがあります。あと、12枚で1ヶ月といった区切りにせず、ちょうど2年分で3冊組が終わりました。残したのがちょっと多すぎかもしれませんが(3冊で約400枚)、まぁ、赤ちゃんの頃で変化もめまぐるしかったので、このくらいでよしとします。

プリント写真の中に、たまに、ハガキサイズでプリントしたりもらったりした写真もあったのですけど、それはトリミングし、いらないところは切り落としてしまいました。そうすればL判用で全部入ります。

デジタル写真

この3月、いいかげんいろいろ使いにくいので、意を決してOSをアップデートし、写真管理もiPhotoから写真アプリになりました。移行はスムーズに行きましたが、iPhotoの日付分類をアルバム名に書き換えて管理してたのが無効になりつつあり(検索できますが、アルバム数は膨大に)、全体に慣れるまでにしばらくかかります。

現在の枚数はおよそ13000枚。上の記事の頃に比べたら随分減りましたけど、正直、まだまだボツ写真がまぎれこんでます。写真はデータだと言っても、明らかにボツなのは容量も圧迫してるので捨て続けます。とにかく昨年は撮りましたから増えたし。

とりあえず、写真整理として大事な年月日による分類はアプリが勝手にやってくれるので、捨て作業とともにやるのは、キーワード入れでしょうか。本当ならば撮ったらすぐにこの2つの整理仕事はするみたいですが、自分に習慣づけたいです。

あと、自分として使いやすくするためにやったのは、年度でスマートアルバムを切っておくことです。子どもがいると、行事サイクルはどうしても年度で決まりますし、うちとしては4月始まりが都合が良いのです。

と、こんな感じです。プリント保存(中途半端、フォトブックも作りたい)とか、クラウド保存、それに、動画をどうするかなどは次の課題です(今はまとめてハードディスクにバックアップ)。




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最近、雲の写真を撮ることが増えました。

これは、昨日のです。北関東などで環水平アークが見えたそうですが、写真の真ん中あたりに見えるこれも。そのすごい薄いのかもしれません。洗濯物を干そうと外を見たらこれが見えて、慌ててカメラを持ち出しました。

これ、トリミングこそしてますが、色は補正かけてません。この程度の空の変化でも、見逃さないようになってきたということでしょう(そして写真が増えるわけです)。

補正かけるとこんな感じ?

卒業対策委員会のDVDの話

2度目の卒業対策委員長仕事が終わりました(まだ引き継ぎが残ってるんですが)。

時節柄、新しく委員になった方が検索していらっしゃるのか、卒業対策委員関連のブログ記事が今のここのアクセス上位のようです。

cam.hatenablog.com

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うちの子が通う学校でやってきたことは、基本的にこれまで書いてきた記事のとおりなのでそちらを見ていただければと思うのですが。私自身が(実は)力を入れてきた記念DVD作りについて、ちょっとだけ書いておこうかなと思います。

検索してみると、いわゆる卒業アルバム(写真集や文集)の他に、 卒業記念のDVDを作っているところ、やっぱりありますね。卒業式そのものの撮影がメインになるでしょうが。作り方や内容については、卒業学年になってから業者に適宜入ってもらって撮影して編集の「今からスタートで全部お任せタイプ」から、それこそ、動画素材集めも編集も、子どもの枚数分コピーなども全部(得意な)保護者の手でやっている「完全手作り」なところまで。さすがにうちのところはそこまでできないので(私もできない)、この中間タイプでした。

素材に関しては、式とは別に、3学期に1日だけ動画撮影に入ってもらいました(活動や給食、レクの時間の動画など)。あとは、子どもたちの過去写真を集めて選んでのスライドショーです。

動画撮影に関しては、給食を食べてる風景だけ撮ってもせいぜいカメラの前でピースくらいしかしてくれないので、スケッチブックをカンペにして「食レポして!」などなど書いて持ってまわって、なるべくしゃべってもらえるように工夫しました。また、昨今は「将来はユーチューバーになりたい!」と言う子や、言わなくても夢中になってネットの動画を見まくってる子はたくさんいるので、ここはどうせ同級生しか買わないDVDなのだから、「安心して、自分がユーチューバーになったつもりで好きにしゃべって!」ってお願いしてそれぞれやってもらいました。実際は真面目に話す子も多かったのですが、ネタの選定から始めて、いかに、カメラの前で短時間で話すのが難しいかわかってもらえただろうし、将来の良い練習になったのではないかと、そう思ってます。

写真選びもけっこう楽しかったですね。そりゃもう下手すると何千枚も写真があるのでめちゃくちゃ大変なのは当然ですけど。一方である学年は使える写真がなかったり(あったとしても、何かのために先生によって加工、サイズ縮小してあってテレビに写すには足りないなど)して、手持ちなどからかき集めたりしました。結果、編集という過程を経て厳選されて、何の時なのか状況がわかるもの、良い表情のもの、変顔オモシロ写真等々、思い出になるものができたのではないかと、そう思ってます。

よく、卒業アルバムなどに関しても「全員の子が平等に写っているように全部数えた」なんて話を聞きますが、それはしませんでした。懇談会などで話して了承を得てましたし。このあたりのことは、多くの保護者が、自分ちの子だけでなく自分の子の友だちもかわいい(成長が楽しみ)、と思ってくれているからではないのかなと、そんなふうに思います。少なくとも私はそうです。

最終的な編集作業は、撮影してくださって業者の方にお任せしました。途中の、編集後が間違ってないかの確認作業も大変ちゃ大変なのですが、ここを間違うと(名前とか)とりかえしがつかないので、この部分は自分の責任で慎重にやります。

多分、他にここまでする人はいないので(結局ほとんど私がやった)、この作業も今後は引き継がれない(簡素化される)のではないかと思いますが、どうでしょうね。卒業対策委員会と一口に言っても、学校によって違うだけでなく、その年に役員をするチームの考えや、メンバー個人個人の考えや価値観にもよるのだと思います。違っていいと思います。

期待されちゃって「進学した先の学校を卒業する時に、また何かやってよ」と言われることがあるのですが、多分もうしません。だって短いじゃないですか。

役員になったみなさん、ご無理のないように。やりたくない活動はやめて、やりたいことだけやりましょう(余った予算は返してOK)。


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DVDじゃなくって、同じ円でもハロの写真。4/12撮影です。こんな感じで空を撮ることも増えました。

気象研究所の一般公開に行ってきた

4/19(水)、つくばの気象庁気象研究所の一般公開に行ってきました。

気象庁気象研究所|トピックス|科学技術週間一般公開

水戸から公共交通で向かったので、オープンの10時に間に合わず。とにかく、入り口から施設まで、八重桜がボンボン咲いて満開でした。

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平日でお客さんも少ないせいか混雑もしていなくて、研究施設の一般公開といえども、のんびりムードが漂います(道に誰もいない?)。

遅刻ぎみで、まずは11時からの熊本地震に関する講演会に入ります。話の流れが追いきれてないかもしれませんが、「これまでの地震と比べて余震回数がとても多い地震だった」「微弱な余震についても、揺れから震源をそれぞれ自動的に判別できるようにした(最終的には研究者が確認して情報掲載)」という話が印象に残りました。そういった細かなぞれぞれの情報の集積で、どこで活動が続いているのかがわかるそうで。

地震の研究が進んだら、地震予知が簡単ではないことがわかった」、というような専門家の発言をどこかで読んだことがありましたが。このような研究で新しくわかったことがあるのでしょうが、地震から命を守るためには「建物の耐震性を高める」「津波が来そうなら逃げる」に尽きるそうなので、普段から肝に命じておきたいです。

お昼にお弁当を買って食堂で食べたら、ポスター眺めたり、レーダーのアンテナがくるくる回る模型を見たり(天体観測用のパラボラアンテナの動きと全く違うから意外でおもしろい♪)。

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伊豆大島のこの真っ黒タイプは、なじみがあります。あと2つ。

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知らなかったのは、同じ火山でも、昔はねばりけの少ないマグマ(玄武岩)が出てたのに、後になる別の噴火ではねばりけが変わって別の種類の溶岩になる火山がある、というお話で。同じ山でも一概に分類できたり、性質を決めつけられたりできないものかもしれません。

時間が短かったので、後でロビーにいらっっしゃった方に話しかけてみて。

14時過ぎからは、敷地の別建物の高層気象台へ向かい、オゾンを観測する装置をぶらさげた気球の放出を見学します。

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この発泡スチロールの箱の中に、観測装置が入ってます。

まぁ、その、集まった方の質問が途切れないという。見学者に家族連れや子どもたちの姿が少なくて大人が多いのは当たり前ですが。この日に合わせて時間をやりくりしてきたのかもしれない、気象やサイエンス好きな方が多いのか、ガンガン質問が出てて、研究者の方による答えを聞いてるだけで、「そうなんだー」みたいになってた私(出番なし)。

一般公開最後は、#関東雪結晶 の荒木さんのお話です。


多分、講演動画はyoutubeか何かに出ると思うので、写真は撮りませんでした。

今回は、11/24の結果だけでなく、その後何回かあった関東の降雪時の事例についての紹介が新しかったです。特に、私も写真を提供し、水戸では積雪12cmにもなった(他地域ではあまり降らなかった)2/9の例などの紹介も。「どちらも、これまで言われてきた南岸低気圧による降雪とは違ったタイプだった」のだけれども、この冬に違ったケースがやって来たのは今は謎であっても理由があるわけみたいだそうで。

でも、典型的な南岸低気圧による降雪ならばもっと低温の雲であって、そこで雪が作られるならば六花樹枝状にはならず、この冬にキレイな六花樹枝タイプの結晶がバンバン落ちてきた(写真に撮れた)のは珍しかったのでしょうか。今後、典型例等が来れば別な形のが降る可能性も十分あるわけで、楽しみにしたいです。観測(撮影)するぞー!


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気象研究所の建物の外観です。左側に銀色の、可視光望遠鏡が入ってそうなドームがあって、どうしても目が行ってしまいます。質問したら、どうやら普通の天体望遠鏡が入っているわけではなく、日照等を測るための装置が入っているようです。