伊豆大島に行った話(2014)

この夏、三宅島に行ったのは先日書いたとおりですが、

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2年前の夏休みには、同じ伊豆諸島の伊豆大島を訪れました。こちらもいろいろ楽しかったので、折角だから写真とともに感想などいくつか。

水中OKのデジカメを買った

買ったのは、リコーのWG-4(黄色)。

友人に誘われて行った小笠原で海遊びを覚え、その翌年は水中OK写ルンですを3個買って東伊豆でシュノーケリングしたのですが、やはり撮影枚数が限られてしまうし、こうして何度も海に行くことになるなら、防水のカメラを購入しても良いかと思いまして。

お店に行く前に値段や機能などを確認して、他のメーカーのにめぼしをつけて行ったのですが、それが品切れ! そこで勧めてもらったのが、リコーのでした。防水が目的でしたが、顕微鏡モード(1cm以内まで近付いて接写、近付いて暗くなった分、レンズ横の6つのライトが光る)というの、重宝してます(石の接写とか)。

シュノーケリングなので、海底の魚に近付いて撮影、というわけにはいかないのですが、このくらいは撮れました。

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秋の浜のソラスズメダイ。

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同じく秋の浜のスズメダイ

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日の出浜の磯のところの魚たち。いろいろ。

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これ、どこに魚がいるかわかります? 磯散策している時に見つけたヤツなので、泳ぎながら撮ったわけではないのですが、カメラを水につけることができたので撮れた1枚です。

折角だから、もっと活躍させたいものです。

というわけで現在は、この時のカメラ
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FUJI FILMのと2台持ちです。


ジオツアー

伊豆大島に行くことにした決め手の一つが、ここがジオパークに認定されていることでした。まる1日、ガイドさんにお願いして、見どころをまわりました。

その時は、(予習なしの)盛りだくさんな内容に、「おー、そうなのか!」ってなってばかりだったような気がしますが、今年、三宅島に行って、「ここも、そこも、似てる!」と思ったところがあったので、そのへんをちょっとだけ。

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言わずと知れた、地層大切断面。この他にも、島内いたるところで地層が見られ、地層好きとしては大興奮。ちなみに、これ、三宅島からの帰りの橘丸からも見えました(元町寄港)。

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ガイドさんに最初に連れていってもらったところの地層ですが。ここにも、黒い地層の間に、約1200年前の神津島の噴火による火山灰という層があります。自然が地層に印をつけてくれたようで。…、となると、がぜん、大島や三宅とも違う、白い層をもたらす島にも行ってみて、比較してみたくなるわけです。

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黒い溶岩と、そこに生えはじめる植物。

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一方の、赤いスコリアでできた赤禿。断面のところじゃなくって、海が見えるところですが。

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1986年噴火の、元町溶岩流。でも、2013年の土石流災害のあったあの時により、ごつごつした溶岩の隙間に土がかぶさって、かなり歩きやすくなってしまったとのこと。これ、後々の人が断面を見ると、そういったことまで読み取るのかなと思ってしまいました。


と、こんなものばっかり見てるものだから。

余談ですけど、先日、無人島生活の番組にて、濱口さん、有野さんが歩いている海岸を見て、「黒い石、溶岩だから、ここは火山で玄武岩質?」とか予想する我が家。実際、火山活動によってできた島で、溶岩が流れた跡が洞窟になってました(今、五島列島で検索しようとしたら玄武岩とか出てきたし、やっぱり)。


釣り体験

子どもがどうしてもやりたいとずっと言っていた、船釣り体験もできました。一緒に船に乗るお客さんの島到着を待って、午前の遅い時間に出発したのですが。魚群の上に陣取りさえすれば、入れ食い状態でした。えさをセットして、指示された通りの深さまで糸を伸ばして、「さて、子どもの方は何やってるかな?」と横を向いて一息つくヒマもなく、船長さんから「お母さん、引いてるよ!」と声が飛びます。

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この日、釣れまくったのはイサキでした。あとサバも。

子どもはあまりの忙しさに疲れが…。なんだかこれで満足しちゃったようです。


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釣れたものを氷絞めにして宅急便に預けたら、帰宅して到着待ちです。たくさん釣れすぎたのでさばけそうなご近所さんにもらっていただいたのですが、それでも家でなんとか格闘しての、煮付け写真をアップしておきます。魚なんてほとんどさばいたことなかったのですが、なんとかなりました。やればできるものです。

写真の整理(2) フォトブック作成

夏休みに島旅に出て500枚も撮ってきたので、フォトブックも作成しました。やはり、プリントして残しておかなければいけないと思いましたので。

選んだ会社は、ココアルです。単に、広告に出た「半額」の文字にひかれただけといえばそうなのですが…。他社もいくらか検討したのですけど、これという決め手がなかったというのも事実です。

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三宅島のを作ってそれなりに良かったのもあったので、2年前の伊豆大島のも作ってみてます。

どちらも、二十数ページ。写真は80枚くらい使ってます。一般的なフォトブックに比べたら多いかもしれませんが、他の会社も含め、作品例として出ているフォトブックって、けっこう枚数使ってる方もいらっしゃいますし。

写真も、メインのコンデジ、水中OKのコンデジ、そしてiPhoneで撮影したもの混在してますが、意外にどれも、ページいっぱいのサイズにしてもキレイです。

上記のとおり、品質、写真のキレイさという点では満足です。よくあるように1ページどーんと大きく写真を印刷したのもあって、いつもなら普通サイズのプリントしかしないような家族写真なのに、その点ではちょっと贅沢だったかなという気もしなくもありません。でも、日にちもかけていろいろ見てきた旅行だったので、これで良かったと思います。三宅のなんて特に、家族写真、子ども写真というより、島内ジオスポット写真(人写ってない)も多いので、ジオ解説のために作ったようにも見えなくもなく。

できあがって「ちょっと?」と思ったのは、文字サイズ。画面でちゃんと見えるようにと大きめのサイズを選んだら、印刷されたものの見た目が意外に大きかったです。後で、とあるフォトブック作成ヒント本を読んだら、「文字はできるだけ小さいものを選ぶこと」と書いてあって、「これか!」と思ったものです。

そういうわけで、今回のフォトブックが贅沢だったという意味で、今後、まだまだ多量にある写真の印刷にはもっとカジュアルな感じのフォトブックか何かで印刷の方が向いてるかなというふうに考えてます。あと、100枚でこのくらいのページ数(厚み)というのが実感できました。

例えば、4年前の小笠原の写真はキタムラのフォト本(A5サイズ)で作っているのですが、あちらの方が表紙も固いものではないので、コンパクトですし。



現在、写真総数は前の記事から増加傾向です。運動会と、夏の旅、その他で、春からは、減らすより増える方が勝りました。ちょっとがんばらないといけません。もうじき来る節目を過ぎれば、「これはいらないデータ」として消去しようと思ってるもの(イベント)がいくつかあるのですが、もうちょっと残しつつ、大事なデータの保存(印刷含む)について考えてゆきます。

KFC映画 「かんとりーどーろ」

というわけで、いつものようにネタバレありで感想ブログです。


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